「スタディクーポン」事業への助成を開始しました


この度、公益財団法人マブチ国際育英財団は、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(東京都江東区、代表者:今井悠介・奥野慧、以下CFC)が実施するスタディクーポン事業の趣旨に賛同し、スポンサーとして助成することになりました。事業の概要は、松戸市・柏市・流山市の中学3年生75名に対して、学習塾等の費用として2021年8月1日から利用できるスタディクーポン(一人当たり年額20万円分・総額1,500万円)を提供するものです。公益財団法人がスポンサーとなり、地元地域で暮らす子どもたちへスタディクーポンを提供するモデルは、全国初となります。
スタディクーポン事業は、子どもの教育格差を解消することを目的とし、2011年の東日本大震災を契機にCFCが寄付金を原資に開始したプロジェクトです。また、スタディクーポン事業では利用者に対し大学生ボランティアが進路学習相談等を実施いたしますが、当財団からも数名の奨学生がボランティアに参加しています。コロナ禍で、多くの家庭で経済状況が悪化し、子どもの教育格差が拡大しつつある中、支援のニーズが高まっています。スタディクーポン事業を始めとする、生活困窮世帯の子どもへの学習・教育支援の取組みが更に広がり、子どもの教育格差が解消されることを目指し、公益財団法人マブチ国際育英財団は今後も支援活動を続けてまいります。